子育て世代の医療保険・必要なお金について

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娘の風邪が治りません。
正しくは寝ている時だけ咳がでます
部屋の換気・掃除・布団を干す・加湿してもダメです
病院に行きたいのにインフルエンザを拾いそうで怖い
冬は病院に行くか悩ましい季節です

こんにちは(ここまで挨拶)

今日は子育て世代と医療保険と必要なお金について

よく聞く「もしもの時」ってなんだろう?
っていうのを具体的に考えてというと大きく分けて3つあると思います
①病気・怪我をしたとき
②働けなくなった時(※①が長期になった時)
③死亡

今回は①病気・ケガしたとき について真面目に考えてみました。
※加入している医療保険の入院日数が上限60日未満の場合を①と想定します

想定は30代前半の夫婦共働き
夫:正社員、月収30万円
妻:正社員、月収15万円
子供:1歳 保育園
一軒家を建てたばかり(ローン返済中)
子供がもうすぐ2人目産まれる予定

結論要約

各々の年収が770万以下であれば(それぞれ被保険者なら合算不要)
・入院した場合(個室)は病院代だけで1か月約35万ほど必要
・ここから医療保険(日額5000円)に加入していれば月15万程の給付金(35-15=20万/月)

収入減は
・1か月につき月収の半分程度は必要

医療保険が未加入でも100万ちょっとあれば
「もしもの入院・手術」が60日程度の場合なら問題ないわけですね

我が家の場合は
・福利厚生で差額ベッド代の補助があるので月額18万の助成有
・1か月必要費用35万-医療保険15万-福利厚生18万=2万
・医療費自体は気にしなくて大丈夫
収入の減少については
・2か月で最低30万必要
つまり常に34万+αは現金で残す必要があると。

退院後の通院治療などについても今後検討が必要ですね

ここから詳細

実際に入院・手術などの場合に使える制度は高額医療費制度

高額療養費制度とは、
医療機関や薬局の窓口で支払った額が、
ひと月(月の初めから終わりまで)で上限額を超えた場合に、
その超えた金額を支給する制度です。
※入院時の食費負担や差額ベッド代等は含みません

妻は適用区分(エ)が適用され、上限57600円
夫は適用区分(ウ)が適用され、上限80,100円+(医療費-267,000)×1%

※高額医療費制度でも夫婦のどちらかが扶養の場合のみ同一世帯扱いになり、
『世帯合算』で医療費を計算できます。それぞれが被保険者である場合は合算不可

また高額医療費制度の補足には以下の記述があります
医療にかからない場合でも必要となる
「食費」・「居住費」、
患者の希望によってサービスを受ける
「差額ベッド代」・「先進医療にかかる費用」等は、
高額療養費の支給の対象とはされていません。

必ずかかる「食費」は上限が決まっている(by協会けんぽHP)
1食460円が上限
1食460円×3食×30日=41,400円

差額ベッド代(平均)は7000円
※実際には公共病院7000円 私営総合病院は1万程…
7000円×30日=210,000円

※「住居費」は65歳以上から発生するので関係なし。

旦那が入院=331,500+医療費の1%+先進医療費など
嫁が入院=309,000+先進医療費など
子供が入院=251,400+先進医療費など

おおよそ月に35万程を考えておけばよいでしょうか

家族全員が医療保険に加入しているので
日額5000円の給付が出るので月15万
35万-15万=20万

会社の福利厚生で個室ベッド代が180日まで1日6000円助成
月額18万の助成
20万-18万=2万

あれ?
すごい少ない金額まで落ちました。

病人自体へかかる費用については特別心配しなくて良さそうです。
※60日を超えた場合は医療保険が終わるので注意

次の問題は収入減

使える制度は
傷病手当金
支給開始以前の連続した12か月の標準報酬月額の平均÷30日×2/3
※最初の3日は「待機3日間」で支給無し
※有給は対象外。あくまで無給で連続した休み場合
※最長1年6ヵ月

実際には看護で食事もまともに作れなかったりして外注etcで必要経費が増える
なので大雑把に…給与の半額程度を用意すればよいのかな?
月15万程度?

他にも医療費控除などがありますが
後からお金が所得税減税という形で戻ってくる制度!
もしもの時は手元にお金が必要なので計算には入れません

※医療費控除
1年間で医療費が10万を超えた場合に所得税などが減税される制度
医療費控除には、保険適用外の医療費等も含まれる
高額療養費・医療保険等の給付を受けていれば医療費から覗かれる
※医療保険の給付金は給付の原因となった傷病などの医療費から差し引きます
病気(A)入院代が20万 給付が30万 =自己負担-10万→0円計算
病気(B)入院代が30万 給付が10万 =自己負担20万
合計20万の『医療費控除』

こんな感じでしょうか?
我が家は夫婦だけでなく子供も医療保険に加入しているので
もしもの負担は小さく見える形になりました
(その分は普段の保険料負担が…あ、涙が出そう)
あと福利厚生が大きいですね

ちなみに私もこんな記事書いてますが
実際にご家庭でいくらかなー?って調べる時
厚生労働省のHPが一番解りやすいです
※お国のHP様は検索して該当情報に辿り着くまでが大変ですが、
 辿り着きさえすれば解りやすい

あとは専門家のFPに聞くのが一番良いと思います
ただ保険屋や不動産など色々な息がかかったFPが多いので
勧誘・誘惑に注意です…(なにかあったらしい)