今日は天気がよかったのでひな人形を片付けました
ひな人形をみるたびに娘へのひな人形を買った日のことを思い出します
ひな人形をみるたびに娘へのひな人形を買った日のことを思い出します
ひな人形を選ぶ側になりました
ひな人形って「片づけ忘れるとお嫁にいけなくなる!!!」って聞いたことありませんか?
ズボラな自分には「出すのも片付けるのもめんどくさいのにお嫁にいけない呪いをかけてくるなんて怖すぎる」と思ってました(笑)
※迷信です
そんな印象でいたので私は自分のひな人形はだんだん出さなくなっていきました
女の子の親になった今、ひな人形を出す側の人間になりました
自分のことではあんなにめんどくさかったのに「可愛いのを買ってあげたい!!いいお雛様を!!!」と思ってしまうので不思議。
子供の力って凄いです
さてその子供パワーを使って節句について真面目に考えたときの自分メモをアップしたいと思います
そもそも初節句ってなに?
まず節句は1年に5回ある季節の節目となる日です。
- 人日(1月7日)
- 上巳(3月3日)
- 端午(5月5日)
- 七夕(7月7日)
- 重陽(9月9日)
元々は節句の日に宴会を開いて御節供という祝儀料理を食べていたそうです。
確かに節句をよく見ると
- 人日(1月7日)→七草の節句。七草がゆを食べる日
- 上巳(3月3日)→桃の節句(ひなまつり)。菱餅を食べる日
- 端午(5月5日)→菖蒲の節句(こどもの日)。柏餅やちまきを食べる日
- 七夕(7月7日)→七夕。素麺を食べる日
- 重陽(9月9日)→菊の節句。菊酒を飲む日
9月9日以外はよく知っている日でした!
菊酒は飲んだことないですがきれいな響きのお酒ですね
飲んでみたいです
さてさて本題に戻りまして!
この中でも女の子は3月3日、男の子は5月5日を初めて迎える時を「初節句」としてお祝いをします
初節句には今後の節句で飾るための「ひな人形」「こいのぼり」「五月人形」「鎧兜」を贈ります。
元々は仲人・名づけ親・親戚縁者などを招いて盛大に行うものだったようです。
ひな人形を飾る時期はいつか
これは諸説あるようで
- 「節分」に豆まきして厄を払って家を清めてから(節分の翌日)
- 大安
- 天気がいい日
- 二十四節気のひとつで良縁に繋がるとされる「雨水」の日に飾る。
※雨水とは「空から降るものが雪から雨に変わり雪が溶け始めるころ」の季節という意味。春一番が吹き始め農耕の準備が始まる時期。この日にひな人形を飾ると良縁に恵まれるという地域もある。毎年2月18日・19日前後にあります。ちなみにうお座の始まる日でもあるそうです
などなど諸説あります。
共通している事は2月4日~2月中旬の間ということでしょうか?
雨水の日が月4~5回しかない大安で、かつ天気が良くて…なんて条件が重なることはほとんどないので「節分以降に思い立った日に出す。出したら偉い!!!」くらいでいいと思います
初節句はいつやるの?
3月3日の1か月以内に産まれた子は来年でも良いようです。
ですが、ひな人形自体がお店に並ぶのが3ヶ月前くらいから始まります
購入するひな人形にもよりますが、1点ものを購入する場合は早めに動かないといけません。
ちなみに我が家は長女が12月産まれで「1歳になった後にしよーっと」なんて思ってたら実両親が張り切ってしまい「今年絶対やる」と聞かなくなりまして…1月下旬に大慌てで人形店をハシゴしました
しかし既に良いものは売れてしまっていて予算内でほしいものが見つからず泣いてしまうほど精神的に追い詰められた苦い記憶があります
産後1か月は肥立ちが悪いのでお出かけは基本してはいけません。というか新生児の夜泣きでひな人形選びどころじゃないです(少しでも寝かせてお願い)
なのでひな人形が3か月前=12月上旬から並ぶことを考えると11月~3月産まれの子は事前に話し合いをしておくことを強くオススメします
誰が買うの?
意外に揉めるやつです。
本来は母親方の親が購入するようです。
でも最近は
- 自分たちで出す。自由に買わせてほしい
- 義両親が勝手に買ってきた!金だけじゃなくて口を出してきた!?
などなど色々な問題が勃発します。
かくゆう私も
- 実親に「来年にする」と言ったら「今年やれ。金は一部だす」と言ってきたり
- 「ひな人形は自分たちで用意します」と事前に伝えたのに「義母親が手作りのひな人形を持ってきて雛人形が2つになった
などのイベントが発生しました(涙)
事前によく話し合っておくとよいと思います。
……まぁ人間同士、話し合っても無駄なこともありますけどね(一番欲しいひな人形を買えなかった悲しみを胸に押し付けられた手作りのひな人形を見ながら)
いつ片付けるの?
ひな祭りが終わったら片づけないと嫁にいけないというのは「迷信です!!!」
- 片づけをしっかりしなさいという子への情緒教育
- いつまでも飾りっぱなしのお家だと男性に呆れられてお嫁にいけませんよ
などという意味が込められていたようですが
片付けないとお嫁にいけなくなるような不幸な呪いをかける怖いお人形のまつりではありません
次のひな祭りまでの長期間しまう事になるので晴れて湿気の少ない日にしまうのが人形にやさしいようです
元々は旧暦3月(現在の4月)にひなまつりがありましたし、4月3日にひなまつりをやる地域もあります
なので追い詰められなくても「お人形にやさしい日」にやれば急がなくてもいいと思います!
元々出番が少ない人形さんもきっとにっこりです!